「 指導者 」から「 非指導者 」に変わったこと
実をいうと社会人になって結構早めに「部下」を持った。
具体的には25年以上働いていてそのうちの23年は何かしらの
「指導者」の位置にいた。
今、こうして「役職」を外してもらってはいるが、当然のことながら
所謂「ヒラ社員」になったわけではないので幾人かの部下はいる。
しかしその部下から見れば私は「トップに言い辛い事を相談する」程度の人である。
私もその位の位置なら心身ともに苦にはならないので担っている。
この位置なら会社そのものから「実績」と「改善」を求められ「その場凌ぎの報告書」を求められたり、お門違いの「上が言うから俺が怒られないように指導書通りにやれ」
と言わんばかりの「 ご指導ご鞭撻 」を受けることもない。
そういうのは一番堪えるしストレスになってメンタルを蝕むから。
当然私自身も「 部下 」になった。そこから見える上司は幸せなのか否か・・は正直分からない。それは私の視線から見て今は「大変だな。部下の方がいい」になるだろうが、視点を変えれば私の上司は幸せだから文句なく続けているのかもしれないし、むしろ楽しくて仕方ないかも知れない。すべては「 視点 」の違いなので正解などない。
というより正解は「一人ひとりが持っている」のであろう。
とにかく指導者を降りた事に対して自分を正当化して「役職者がかわいそう」とか
「役職者って損してるなぁ」などとは微塵も思わない。役職者であることの大変さを身を以ってわかっている分「協力はしよう」とは考えている。もちろん自分の「人生」に負荷がかからない程度にであるけれど。
今回のブログは一体何を訴えたいかよくわからないが、そもそもここは
「 自分の気持ちを素直に整理 」するために作った場所なのでまとまりがなくとも
読んでくださる方に伝わらなくとも構わないものであるのでご了承願いたい。
これからもずっと続く心身との闘いと仕事という「 人生 」
今少し見え始めているのはやはり
「 人生は遠慮した方が負け。中心を自分に置け 」である。