生き方を変えることにしたオヤジのブログ

いわゆる管理職だった。でも大病をキッカケに生き方変えた。

「 上司 」とは身勝手なものであるということ

幾度か書いたが、私は心身を崩し、自ら「 役職 」を返上した。

自身の人生を懸けなければならないし、その見えない「 心と身のダメージ 」

と永遠に付き合って生きてゆかねばならないからだ。

そのためには「役職」は邪魔とまでは言わないが自身にとっての「足枷」になると考えに考えた結果出した結論だからである。

 

上司とも何度も話し合って違う方法なども提案されたが、上司のそれに従って、結果としてやはり無理だった場合、後悔するし更に会社にもまた相談せねばならない。もうそれは会社から見れば「厄介者」でしかない。いくら心身のダメージを実装してるとはいえ、厄介者として企業に居ることはさすがに嫌だ。

その点、自分で出した結論をお願いし了承を得て貰えた場合なら、結果としてそれがマイナスだった場合でも、そこはもう自分で乗り越えるしかないと自身に言い聞かせることも出来るし何よりも自分自身が納得いくからである。自分で考え自分で出した答えなら乗り越え方も自分で編み出せる。

 

さて前置きがとても長くなったが本題はここから。

 

実は今日、現在数人いる部下の一人から「○○長(私の元直属の上司)が□□さん(私)に早めに『 役職者に復帰してもらいたいと思っているんだよ』って言ってましたよ。」と言っていると聞いた。

私の今までの仕事の考え方上「 また復帰する 」位なら自ら降りない。

そしてこの言葉を聞いて最も悲しい且つ苛立ったのは私が降りた理由が元上司には

真意が伝わっていないことが分かったことである。

本来なら「ありがたいことだ。」と名誉を感じるところなのだろうが、

数か月必死で悩んで出した答えを伝え、了解を得てたった2週間・・・。まさかもう

そんなことを思っているなど思いもしなかった。やはり「 上司 」や「 会社 」

とは私が思うほど「 人を思う 」という意識はない様だ。私が役職者時代は

「 人こそ宝 」を胸に部下に向き合い、実践し、言葉には本当に気を使ってきた。

元上司の思考回路としては「今後のプロジェクトを考えるとやはりやってもらった方が手っ取り早い」くらいのものであろう。本来ならばこの場合「新プロジェクトがある以上、空いた穴を埋める人財を創造せねばならない。」という考えの下、早めに次の人選に目を向けるべきなのだ。つまり「 楽しよう 」は咎められるべきである。

直接言われたわけではないので私からこの件で元上司と掛け合う気など毛頭ないが、私や「手っ取り早そうなヤツ」を人選するより「将来性のありそうな人間」を見つけるという思考を持っていただきたいと思っている。その手助けくらいは吝かではないから。

 

「 会社に心血を注いで、結果お前に何が起きた? お前がお前を大切にしろ。」と言ってくれた先輩に2時間くらい愚痴って甘えたい気持ちでいっぱいだ。