生き方を変えることにしたオヤジのブログ

いわゆる管理職だった。でも大病をキッカケに生き方変えた。

「 仕事の苦しみ・悩み 」の解決法とはなにか

何度も同じことを書くが「 役職者 」ではなくなって1ヶ月が経った。

それなりに体力面もメンタル面も安定してきてはいる。

今は「 新しい環境 」になれなければという意味で疲れが出る程度だ。

f:id:T-DAIS:20190904215551j:plain

暗くなるのも早くなってきましたね。

私が役職を降りてから、幾人かの同僚や後輩に相談を受けた。

私の「降りる」という行動に至るまでの経緯を聞きたいとか、自分も同じことで

悩んでいるとか。

 

「役職者」時代に共に働いていた同僚が最近「自分も外れたい」と相談してきた。

細かいことは当然書けないが体の症状を聞くと私が「メンタル」を崩す直前と全く同じ症状を訴えてきた。思い悩んでいた私に起きていたことがそのまま彼の体にも起きている。メンタルは体験者しか分からないが「自分で気づく」ことが難しい。

「何処かが痛む」訳でも「血が出る」訳でもない。しかし「メンタルエラー」はある意味どんな病気よりも「辛い」のである。さらにやっかいなのは自分で判断もつかないから通院するタイミングも分からない。

そういった意味でもその症状を訴える同僚に「なるべく早くに医師に診て判断してもらってくれ。」と伝えた。彼の今の気持ちも身体の事もなんとなく想像に明るいからだ。

 

また違う日には昔の部下から食事に誘われた。多分「仕事の悩み」だろうとは想像がついたので即応し会食をした。

彼女は「出世」などには興味がない。でも仕事が好きでいてくれている。今まで「クライアントのため」と思いながらそれなりに楽しくやっていたが、ここ1年は「仕事が辛い」になってきたらしい。聞けば社内での人間関係がうまくいかず、そこが足をひっぱり、起こしたことのないミスや失敗を犯してしまいがちになったという。

前述と同じく私に打ち明けてくれた話なので詳細には書けないが、彼女もまた解決策が見つからず目の前が見えにくく「 ミライ 」が霞んでしまっている。一通りの話を聞きなんとなく理解ができた私に言える言葉は「キミも仕事しか見えなくなっちゃったんだよ。仕事は人生の中心に置いちゃダメ。生活があってそれをフォローしているのが仕事なんだよ。だから仕事中心に生活を組むのではなく、もっと『 それ以外 』に取り組んでみればいいよ。」位だった。(まあもう少し具体的には伝えたが)結果としてその日の帰りには彼女は明るく振舞える様になり何かに気づけたみたいだった。

 

心身ともにエラーを起こし、仕事というものの考え方を変え、生き方を変える挑戦をしている私がこの両者の回答を出してあげられる訳などあろうはずもない。

しかしそれをも分かっているであろう両者はそれでも私を頼ってくれた。

 

「 仕事の苦しみ・悩み 」を解決するのは結果的に自分で模索してそれを実践するしかない。そしてそこに「 正解 」はない。

だからこそ「人に打ち明ける」「相談する」「動く」事が大切で、その行動回答に対して自己責任の下、立ち向かわねばならないのだろう。

 

人に任せて従えば後悔はあるかも。しかし「 自ら下した行動回答なら後悔はない 」はず。

だからこそ「 悩んでいる人はどんどん人に会ってたくさん話を聞いてもらって小さな糸口 」を見つけてほしい。

 

今回も煮え切らない話でごめんなさい。